COTEXは昔ながらの製法にこだわりながら、純粋なコットンを作り出しています。 大切なのは、昔の人が行ってきたことを守り、手間暇を惜しまずに丁寧に作り上げることです。 製造現場では、経験豊富な職人の技術と判断により、各工程で綿の感触を確認し、品質を安定させています。
私たちのコットン(脱脂綿)は、しっとりふんわりやわらかく、優れた吸収性を持っています。 その特徴は、昔ながらの機械と人の手と目によって支えられており、綿本来の温もりと懐かしさを感じることができます。 また、オーガニック栽培された綿花を取り入れ、使用する薬品をなるべく安全なものに、将来的には使わなくてよい方法を考えています。
COTEXは創業以来、国内でも稀少なコットン(脱脂綿)メーカーとして、綿の原料から製品までを一貫して生産しています。 岡山県倉敷市連島に位置する工場の近くには、岡山県三大河川の一つである高梁川があり、コットンの製造に欠かせない水は、その豊かな水源を利用しています。 この周辺は備中地域と呼ばれ、古くから綿花の栽培が盛んで、明治時代には多くの紡績工場が誕生し、繊維のまちとして発展しました。 時代の流れに伴い繊維産業が変化していく中でも、COTEXは倉敷の歴史と伝統を受け継ぎながら、人々の暮らしを支えるコットンを作り続けています。